☆アボカドとは?☆
アボカドは中南米が原産のクスノキ科の植物です。果実には脂肪分が多く含まれることから「森のバター」と呼ばれています。(脂質の80%がコレステロールの心配のない不飽和脂肪酸です。)
その他にもビタミンE、リノール酸、オレイン酸などが含まれているので世界一栄養価の高い果物と言われおり、カリフォルニアなどでは美容と健康に気を使う中年婦人に人気があります。
アボカドオイルは淡黄色〜暗緑色で、かすかに果肉のような芳香があります。
未精製の緑色のオイルがアロマテラピーに使われますが、粘性が高いために10%程度の濃度で他のキャリアオイルとブレンドしましょう。低温で沈殿を起こすため、冷蔵庫での保存は避けてください。
☆アボカドオイルの歴史☆
アボカド栽培の歴史は、5000年前に遡ると言われています。原産地の中南米では古代から「生命の源」と呼ばれ、珍重されてきました。
13世紀末、インカ帝国の王の墓からアボカドの種が発見されました。
16世紀にインカとアステカを征服したスペイン人の手によって、アボカドは世界へ広がってゆきました。
しかし、アボカドの種子は発芽力を保つ期間が短く、そのためなかなか栽培が普及しなかったようです。
アメリカに伝わったのは1833年。アメリカ外で広く栽培されるようになったのは20世紀になってからです。
☆アボカドオイルの特徴☆
大変栄養価が高く、比較的酸化しにくいオイルです。
浸透力に優れ、柔軟作用があり、美容目的でよく用いられます。保湿力が高いので、乾燥肌に最適。また、柔軟作用もあり、アンチエイジングにもお勧めです。








